【伊藤駿レースレポート】スーパーFJジャパンチャレンジ2020 もてぎチャンピオンカップレース最終戦2020年11月29日(日) 予選9位/決勝7位

2020年11月29日(日) 予選9位/決勝7位

モテギチャンピオンレース最終戦レースレポート

伊藤 駿 

はじめに

日本一決定戦の前哨戦ということもありエントリー台数は20台を越えた大レースとなった。火曜日、金土と練習があったものの走りの答えとセットが見つけられずに迎えたレースで全体的にも荒れたレースであった。

予選
8時 予選開始。路面温度5℃
路面温度が5℃なのでタイヤの状態を良くするためにとにかく周回数重ねる方向でロガーとメカニックのアドバイスを元に走り出した。しかし序盤から前のクルマに追い付いてしまい、温めたいからそのまま走り続けたいがペースを落とさざるを得ない状態になってしまった。途中で譲ってもらい、5周目あたりからようやく全力でアタック。だんだんペースが上がっていき最後のラップでベストの2'05.863をマークして9番手。
今回の反省点はポジショニング。位置が悪く、タイヤを温めきれずに終わってしまった。なのでピットロードに並ぶ時からいい場所に食い込めるよう気を付けたい。

決勝
10時15分 グリッド整列。 路面温度15℃ 9周
スタートの出だしはまずまずで7番手のゼッケン8番と外側から並びかけるもののフロントタイヤの暖まりが悪く1コーナーで少々膨らんでしまい、元の順位に戻ってしまった。そのままゼッケン19番とバトルを続けレースの半分に差し掛かろうとするビクトリーコーナーで接触。恐らく向こうは無キズでこちらは右前のアライメントが狂ってしまったが走行は大丈夫そうなのでそのまま続行。がその隙を突かれ後ろのゼッケン51に刺されてしまった。途中ミスでスローダウンした86番をパス。そのまま3台でランデブーを続け、8周目の90度コーナーでゼッケン51が突っ込みすぎでスピンアウト。それに進路を塞がれたゼッケン19番を抜いて7位に浮上。そのまま最終ラップを走りきりチェッカーを受けた。決勝中のベストラップは2’05.343。

レース終えて
今回のレースは荒れたレースだった。2台が絡むクラッシュもあり、自分自身も接触してしまったし相手選手にはとても申し訳なかった。 単独の走りも火曜日からタイムが出せずに伸び悩んでいて、ストレートの短い筑波で出なかった悪い所が如実に出ていて結局当日まで何も解決出来なかった。レース中に正解の糸口が見えてきたのがせめてもの救いだった。来週の日本一決定戦に向けてレース中に見えた糸口を物に出来るように考えて、接触しないクリーンなレースをしたい。

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サーキット大好き 峠さき

走り屋だった私の兄は19歳で癌になり亡くなりました。伊藤駿選手に兄の面影、魂を感じます。「頭文字D」を愛し、カート未経験でスーパーFJ筑波シリーズ3連勝!初SUGO50分の練習で優勝!土屋圭市さん、織戸学さん、谷口信輝さんに続き、峠からプロレーサーを目指す夢を一緒に叶えたい。2020年8月29日よりマネージャーに就任致しました。私の仕事はスポンサー様対応と広報のサポートです。私も素人ですが力になりたいです。ぜひ皆様に応援して頂きたいです。https://twitter.com/lLove3910

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