伊藤駿選手 JAFスーパーFJ筑波シリーズ第6戦 2019年10月27日(日) 予選1位/決勝1位
2019年10月27日(日)
伊藤駿選手はデビュー戦でいきなりポールポジション獲得。決勝では2位と約5秒もの差をつけて圧勝しました。
カート経験なし。レース経験は軽自動車の耐久レース1度のみ。新品タイヤも今回が初めて。
準備期間があまりに短く、スタート練習なし。
翌年のフル参戦に備えた予行練習のつもりが、ポールtoウィン、ファステストラップ、全ラップリーダーのグランドスラムでデビューウィン!
関係者の度肝を抜いて、会場を大いに盛り上げました。
伊藤駿選手コメント
来年から本格的にシリーズ参戦を考えていて、今回の目的は本物のレースを体験することだったので、このような結果になってちょっと面食らっています。
子供の頃に兄がやっていたプレステのグランツーリスモで見たのが初めてのレースでしたが、これまで自分自身は特にモータースポーツと関わることはなく、車を運転するのも免許を取ってからというような感じでした。
もちろん、今回の参戦にあたってSuperFJのマシンで練習を重ねてきましたが、カートを含めてレーシングカーに乗るのが初めてなので、マシンのセッティングやコンディションがどうとかいうことか、実はよく分かっていないのです。
だから予選も、初めて装着した新品タイヤの限界を探りながら出したタイムですし、決勝でも1コーナーをトップで回れたので、後はプレッシャーを感じることもなくタイムアタックのような気分で走行していました。
ただ、レギュラー参戦する予定の来年は、本能だけでなく考えて走ることが必要になると思います。初戦で、このような成績を挙げたことは自分自身へのプレッシャーになりますが、「あれは偶然だった」と言われないように、しっかり練習して来年に備えます。
(当ページの写真/インタビューは筑波サーキット開催レポートより抜粋)
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